ようこそ! RANの旅日記へ−京都編−
★★★★京都★★★★
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(はじめに)
4年間を京都で過ごし、毎年、ラクビ−シ−ズンには数回大阪・京都へ応援に訪れ、祇園、先斗町はもとより綾小路から袋小路まで
昼の顔、夜の顔を熟知し、隅から隅まで京都を知り尽くしているAさん、そして現在はK市の某アマチュアカメラクラブの会長。
歩く「日本地図」、歩く「るるぶ」と言われるほど日本各地の地形、地名、名所旧跡、歴史を幅広くご存知で、
国内旅行地理検定はA級(旅行地理全般にわたり卓越した知識を有している人に与えられる資格)間違いなしのBさん、
そして現在は元カメラクラブの会長腕前で「一眼レフを首から吊るし、
生き生きとした花の姿、風の動きを表現した風景を撮リ続けている。
絵画、特に日本画に関しては竹内栖鳳、上村松園の美人画を愛し、ポスト「平山郁夫」と言われるほど造詣が深く、
自らも水墨画を描き、陶芸制作を趣味とし、骨董品を友とし、関西の博物館、美術館は幾度となく訪れているCさん、そして
現在はk市のシニア−ネットで活躍中。
それぞれの分野の物知りと京都を3度訪れたので、この機会に、散策記録を写真中心に纏めてみた。
第4回 H16年2月24日・25日
第5回 H17年3月9日・10日
を追加。
<写真はクリックすると拡大します>
第1回 平成14年3月4日(月)〜5日(火)
北野天満宮・法然院・霊鑑寺・東寺 他
4人でどうして京都に行くことが決まったのであろう。
多分、Aさんが北野天満宮の「梅」が見ごろで写真を撮りに行きたいと言い出したのがきっかけだったと思う。
遊びの話はすぐに纏まる。宿、出発時間はBさんにお任せし出かけた。
<一日目>
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梅の北野天満宮 |
千本釈迦堂 |
山名宗全邸宅跡 |
千宗旦 今日庵 |
京都駅地下街でコ−ヒ休憩後バスで北野天満宮へ。
快晴、北野天満宮は梅のシ−ズンであり、結構な人出である。
Aさん、Bさんが三脚を立てシャッタ−チャンスを待つ。メジロが来れば追い、蜂が来ればそれを狙う。
ほぼ2時間、梅の撮影方法についてレクチャ−を受ける。
「逆光を生かせ」、「梅の花を浮きあがるように・・・」、「何を撮るのか考えよ・・」、「動きがでるように・・」、「構図を考えよ」、
「絵はがき写真を撮るな」、「雰囲気が伝わるように撮れ」、「人物は声が聞こえて来るように」、「風を写せ」等々と言う。
梅の撮影会を終え、上七軒辺りで昼食、あちらこちらとAさんに案内して貰ったが、記憶から薄れてしまった。
夜はAさんの案内で、四条川原町の鴨川沿いの「とある料亭風赤提灯」で「鍋」を囲み昔ばなしで楽しい一時を過ごした。
<京都ソサイティ−H 泊>
<ニ日目>
タクシ−で東山・哲学の道へ。法然院、霊鑑寺を拝観、、南禅寺近くの「奥丹」で湯豆腐を食す。
霊鑑寺が特別公開されており、係りの方から「皇室の人の尼寺であった事」等々貴重な話が聞く事が出来た。
日本最古の歴史を持つと言う看板がある湯豆腐の老舗「奥丹」に入ったが、値段は高いが・・・である。
東寺をゆっくりと見学し、第1回の京都散策は終わった。
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東寺 |
東寺の五重塔 |
第2回 平成14年5月19日(土)〜20日(日)
嵐山・松尾大社・鈴虫寺・寶厳院・常寂光寺・二尊院・化野念仏寺 他
第1回目に続き第2回目の京都散策は新緑の嵐山、嵯峨野を歩くことになった。
<一日目>
京都は行楽シ−ズンの土曜日、バスで嵐山へ。
偶然「車折神社・三船祭」の日で桂川の上流に舟が並べられており大変な人出である。
渡月橋近くの「渡月亭」の座敷から「稚児行列」、平安朝の「牛車」を眺めながらのんびりと昼食をとった。
Aさんの案内で松尾大社、月読神社、鈴虫寺(華厳寺)、西芳寺(門前)、地蔵院(竹の寺)、車折(くるまさき)神社を訪れた。
特に鈴虫寺は年中、鈴虫が鳴き、一つだけ願が叶う幸福地蔵が人気で階段の下まで老若男女の列である。
予約要の西芳寺とは対照的である面では時流を掴んだ寺である。
<サンメンバ−ズ京都嵯峨 泊>
<二日目>
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天竜寺塔頭・寶厳院 |
天竜寺塔頭・弘源院 |
常寂光寺 |
あだしの念仏寺 |
平野屋 |
天竜寺塔頭・寶厳院と弘源院が特別公開されているというのでホテルの車で送ってもらった。
いずれも良く手入れされた素晴らしい庭である。弘源院には蛤御門の変(1864年・元治元年)の際、
長州藩の軍勢が付けた「刀の跡」が柱に付いている。
また、竹内栖鳳(1864〜1942)、上村松園(1875〜1949)ほか門下生の作品が本堂に飾ってある。
Cさんから作品の見どころ、特徴を詳細に説明を受けたが記憶から薄れている。
その後、野々宮神社、常寂光寺、落柿舎、二尊院、化野念仏寺へ立ち寄り、Aさん、
推奨のいかにも老舗で風格のある食事処「平野屋」に13:30たどり着いた。
新緑の映える池の見える奥座敷でゆっくりとビ−ルを飲みながら「京の味」を味わい、疲れた足を休め、15時頃バスで京都駅に向った。
今回の京都散策は新緑の5月、天候も良く一日当たり15000歩〜20000歩、歩いたと思う。
第3回 平成15年1月31日(金)〜2月1日(土)
三十三間堂・養源院・知積院・豊国神社・方広寺・西国17番六波羅密寺・
建仁寺・西国19番革堂.行願寺・西国18番六角堂.頂法寺・錦市場 他
当初、忘年会を京都で行なおうと計画したが、4名の日程があわず新年会になってしまった。
<一日目>
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わらじや |
智積院の庭 |
方広寺の鐘 |
17番/六波羅蜜寺 |
冬の京都は特別公開が行われるとBさんが言う。京都は寒い。
午前中「三十三間堂」とその向えにある「養源院」を訪問。
「養源院」には伏見城の血染め廊下の板が天井に使われている。
そして俵屋宗達(〜1642?)の重文「麒麟、獅子、象」を画いた奇抜な襖絵がある。
また建仁寺には俵屋宗達(〜1642?)の国宝「風神雷神図」の屏風がある。
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雷神 |
風神 |
Aさんが予約してくれた三十三間堂近くの鰻の老舗「わらじや」で「鰻鍋と鰻雑炊」を味わった。
一度は食してみる価値はある。
午後からは「智積院」→「方広寺」→「豊国神社」→「17番札所六波羅蜜寺」→「建仁寺」を訪れた。
「智積院」宝物館の長谷川等伯(七尾市出身1539〜1610)の国宝障壁画「楓図」、「松に秋草図」、息子久蔵の「桜図」は見事である。
「方広寺」には徳川家康を皮肉った豊臣秀吉が残した「国家安康・君臣豊楽」と書かれた大きな鐘がある。
「六波羅蜜寺」では6体の阿弥陀仏を口から出す空也上人像は心を惹きつける。
空也上人像の展示室は2℃、底冷えのする寒さである。
<京都ソサェティH 泊>
<二日目>
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19番/革堂・行願寺 |
19番/革堂・行願寺にて |
18番/六角堂・頂法寺 |
東本願寺別邸・渉成園 |
時々雪がちらつく寒い日である。
ホテルに近い西国19番札所/行願寺・革堂(こうどう)を参拝後、寺町通りを南下、本能寺に立ち寄り
Aさんお勧めの「イノダ」三条店でコ−ヒ休憩、西国18番札所/六角堂・頂法寺に向った。
六角堂・頂法寺の貫主は池坊専永、華道の発祥の地であると案内版に出ている。
境内には沢山の地蔵さんが参拝者を見てござる。
カメラマンには格好の被写体である。
石仏、地蔵さんの撮り方は構図が大切である事を学んだ。
四条の「南座」が正面に見える「とある中華料理店」で午前中の行程は終了した。
午後は錦市場で「打田の芝漬け・千枚漬け」を購入、東本願寺別邸「渉成園」を散策し、17時に京都を後にした。
作成日:H15.3.14
第4回 平成16年2月24日(水)〜2月25日(木)
梅宮神社、壬生寺、光縁寺、二条城、神泉苑、京都御苑、北野天満宮 他
平成14年3月の「さあ−京都へ行こう・・・第一回京都の梅の撮影会から2年が経過した。
再度、北野天満宮の「梅花祭」に行こうと言う話が持ち上がった。京都の街はNHK大河ドラマ「新選組」PRが目立つ。
訪問した梅宮神社、光縁寺、壬生寺、二条城、神泉苑、御所、北野天満宮の写真のみ掲載。
<京都 ソサェティH 泊>
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梅宮神社 |
梅宮神社の庭 |
新撰組屯所遺跡 |
山南敬介の墓がある光縁寺 |
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御所・蛤御門 |
北野天満宮・骨董市 |
北野天満宮・骨董市 |
作成日:H16.3.14
第5回 平成17年3月9日(水)〜3月10日(木)
同志社大学、鞍馬寺、武蔵・一乗寺下り松、丈山寺(詩仙院)、常徳寺、牛若丸誕生の井戸、
大徳寺(高桐院)
釘抜地蔵(石像寺)、北野天満宮
第5回の訪問はA氏の都合がつかず京都に精通しているY氏に先達をお願いした。
Y氏からNHK大河ドラマ「義経、牛若」というKey-Wodで乗降駅名、時刻が詳細に記載された計画書が送られて来る。
<一日目>
名古屋 最低気温5.6℃(+2.9) 最高気温17.1℃(+4.8)
市バス専用一日乗車券(¥500)を購入、同志社大の学食でランチ。
タクシ−で叡山電鉄<Eiden>出町柳駅へ、12:00発の「観光列車きらら号」乗車(¥410)鞍馬駅12:30到着。
日陰に雪が残る本殿金堂で引き返したが、
単独なら、息次ぎの水→背比べの石→義経堂→鞍馬山山頂→木の根道→西門→貴船神社→十貴船口駅まで歩くのだが・・・
鞍馬駅から一乗寺駅へ。武蔵VS吉岡・一乗寺下り松 決闘の地、八木神社、石川丈山の詩仙堂そして芭蕉と蕪村ゆかりの金福寺へ。
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武蔵決闘の地 |
八大神社の武蔵 |
詩仙堂 |
金福寺の芭蕉庵 |
・・・・・・・・とある寺の山門に
「腹立たば 鏡だして 顔を見よ 鬼のすがたが ただで 見られる」
と書いてある。・・・こころしたい・・・・・・。
<広沢御所ノ内町 サンメンバ−ズ 京都嵯峨 泊>
<二日目>
常盤・嵯峨野高校前→千本丸田町→大宮大門へ。牛若通りを「牛若丸誕生の井」を訪ねながら南下、
親切な人が「牛若の井戸マップ」をくれる。牛若丸誕生の井は畑の中に、源義経産湯の碑は民家の玄関先にある。
幟、案内表示はなく、地図がないと分かりにくい。
紫野・今宮神社では名物「あぶり餅」を食し、大徳寺・高桐院へ向う。
高桐院には見事な庭があるが、今は冬枯れで季節が良くない。また、光秀の娘の細川ガラシャ夫人以下細川家の墓がある。
千本上立売で下車、釘抜き地蔵(苦抜き)にお参りし、千本今出川の「スエヒロ」で昼食、上七軒を北野天満宮へ。
天満宮の梅は満開を過ぎ、やや遅かった。
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牛若丸誕生の井 |
源義経産湯の碑 |
今宮神社 |
大徳寺・高桐院 |
作成日:H17.3.20
以下は「幹 画伯」の美術館のほんの一部です。
ご観賞ください。
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幹作 雷神 |
幹作 風神 |
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犬山焼 |
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水墨 達磨像 |
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ぐい飲み |
水墨 養殖アユ |